こんにちは!おすぎです(*’▽’)『おすぎの体質改善メソッドブログ』では僕のこれまで30年間に渡るアトピー体験談を交えながら、最新の治療法を綴っております。それでは今回は、アトピーからの白内障、さらに恐ろしい合併症【網膜剥離硝子体手術】を乗り越えた私の実体験について述べていこうと思います。

Contents

①裂孔原性網膜剥離の症状とは

②硝子体と網膜剥離の関係性

③硝子体切除術と術後のうつ伏せ

④まとめ ~失明への恐れ ~

前回のブログではアトピーからの合併症として白内障や網膜剥離への危険性とその原因についてお話しました。19歳の時に初めて白内障手術を行ったわけですが、やはりその後も掻いたり叩いたりしていたのが原因で網膜剥離にまで至ってしまいました。しかも1度だけでは終わらずに、半年間の間で3回の大手術を行いましたので、その経緯について述べる事にします。
スポンサーリンク


裂孔原性網膜剥離の症状とは

2017年5月、左眼がいつもと視界に違和感を感じ近くの眼科を受診した際、【左裂孔原性網膜剥離】と診断され、すぐに以前手術を受けた九州大学病院へと行き、3日後に即手術を受ける事になりました。

この時の違和感としては、光が無いところでも閃光のような光を感じる【光視症虫みたいに黒い塵みたいなのが目の中で泳いで見える【飛蚊症です。そして、今回さらに視野の上部の方が黒く見えてました。これが一番重大な症状で、明らかに網膜が剥がれてる為の視野欠損の症状です。

光視症は、私の場合目を閉じると雷が落ちた時の様にピカッと一瞬光りを感じます。飛蚊症は、虫というよりは黒いゴミみたいな物が目の中で視点を変えて右向いたり、左向いたりする時もずっと視界の中についてきてかなり鬱陶しいと思います。

初めは気のせいかなと思ってましたが、次第に違和感を感じて気になってくると思いますので、少しでも何か感じたらすぐに受診しましょう。

スポンサーリンク / 楽天市場


硝子体と網膜剥離の関係性

今回の私の手術の名称は【硝子体切除術】と言うもので、剥離治療の大原則は網膜裂孔の閉鎖です。簡単に説明すると、剥がれた網膜をまた元に壁にくっつければ良いのですが、それまでの過程が大変。この病気の事をすべてお話したらものすごく長くなるので、簡潔に説明したいと思います。

硝子体と言う眼球の内腔を埋めているタンパク質(コラーゲン)からできているゼリー状の組織なのですが、眼球の外側を覆う強膜とともに眼球の形を保つ役割を担い、入ってくる光を屈折させる役割をしています。

網膜と硝子体は強く癒着している為、剥離を起こした部分を引っ張ってさらに裂孔を広げていく性質があります。網膜裂孔の穴から網膜の裏側に水が入り込むと、網膜剥離が生じます。網膜剥離とはこのようにして網膜が眼底から剥がれてしまう病気です。

いったん起こると時間とともに剥離の範囲が広がり、また剥離した網膜の細胞に栄養が十分に届かないので、徐々に機能が失われていきます。細胞の機能が完全に失われてしまうと、それから治療しても視力や視野があまり回復せずに、失明に至る事もあります。特に網膜の中心に【黄斑】と言う細かい物を見る能力が格段に高い組織があり、この部分の働きによって視力が決まるのですが、剥離が黄斑まで広がると、視力が急激に低下する恐れがあります。
スポンサーリンク


硝子体切除術と術後のうつ伏せ

まず眼球に穴を開けこの硝子体を切除吸引します。一時的に復位した網膜の裂孔の周囲に眼内からレーザー光線を当て、網膜を眼球へ接着するのですが、網膜の接着が完成するまで約2週間かかります。

『じゃあその間どうやってくっつけるの??』と言うと、通常は長期眼内滞留ガスを注入してガスの力を利用してくっつけますが、私の場合は剥離の範囲が広く重症化していたので、シリコンオイルを用いました。ガスとの違いはシリコンオイルの方がくっつける力が強いそうで、半永久的に網膜を眼球壁に押し付ける事が可能だそうですが、その分デメリットがあり、ガスが時間とともに自然と抜けていくのですが、シリコンオイルを入れた場合は、術後数か月~経って網膜剥離が落ち着いた時期に手術を行って、眼内からシリコンオイルを取り除くことが必要となってきます

ガスやオイルを入れると、術後は1日中基本うつ伏せで過ごさないといけません笑。ガスは気体なので、上に作用する性質があります。剥離が起こるのは眼球の後部なので、下を向く事によってガスが目の後部に留まり網膜をくっつけるというわけですね。

手術前に説明を受けた時は、全然そのくらい楽勝!と思っていたのですが、実際にやってみると本当にしんどいんですよ笑。いちお、病院からも胸当て枕やフェイスマットを貸してくれました。

こんなやつ⇩

寝るときと食事とトイレに行く時以外は全てうつ伏せですね。もし、やってみたい方はやってみて下さい笑。こういう感じで2週間は絶対安静で目に負担になるような事はせずに、おとなしく治療に専念しました。ガスやオイルを入れると、多少眼圧が高くなる傾向がありますので、あんまり数値が高い場合は眼圧を下げる内服薬も飲んだりしましたが、この薬きつくて結構吐き気がします。

診察は基本毎朝7時くらいには、担当の先生に診てもらい、また先生の時間が空けば夕方にも診てもらいました。定期的に眼底の写真を撮る為に、デカい器械で撮影もしました。2週間程すると、見え方や目の炎症もだいぶ治まってきて、後は教授の回診と先生の判断で退院する許可をもらう事ができました。いつも思ってたけど、先生達は朝は7時前には病院にいるし、夜も遅くまでオペやってる時もあるし、いつもいつ寝てるんですか?って聞いてましたね。本当に尊敬します。

スポンサーリンク

まとめ ~失明への恐れ ~

硝子体手術は、近年飛躍的な進歩を遂げ安全性も数年前と比較すると格段に向上しておりますが、手術手技は極めて難しく手術が成功しても視力が改善しない、あるいは低下する場合さえあります。

今回この手術を行うにあたって、私の場合はアトピーが原因で網膜剥離へと進行してしましましたが、その他にもこの硝子体手術は様々な病気に用いられる術式です。主な重篤な病気は糖尿病網膜症・増殖性糖尿病網膜症・黄斑前膜等など、黄斑にまで病気が進行すれば著しい視力低下から失明への危険性もありますので、大切な唯一の自分の瞳ですから日頃から大切にしていきましょう。

それでは次回は、2回目、3回目への網膜剥離の手術に至った経緯をお話したいと思います。

今回は以上となります。最後までお読みいただきありがとうございました。

スポンサーリンク