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【ファスティング中厳禁】7つのNGフード
せっかくファスティングを始めたけど、全て台無しになってしまうNGフードと言われる絶対に食べてはいけない食品があります。
今回のお話はとても重要な事ですので、必ず頭に入れておいて下さい。一つずつ食品名を例に出して、解説していきたいと思います。
NG,1 × 白砂糖
白砂糖の成分の『ショ糖』はブドウ糖と果糖がくっついてできています。単体ならば質の良い栄養素ですが、結合している場合は吸収分解するのにたくさんの酵素を消耗してしまう為、ファスティング中は控えましょう。
誰もが悪いと知ってて食べてしまう白砂糖はあらゆる食品に配合されています。
【白砂糖の7つの弊害】
・血糖値が上がる
・免疫力が落ちる
・体内のカルシウムを奪う
・体内のビタミン、ミネラルを奪う
・肝臓を悪くする
・動脈硬化になりやすい
・心筋梗塞になりやすい
白砂糖の精製度が高いので吸収が速く、インスリンの分泌が間に合わないので血糖値が急上昇します。ジュースももちろん厳禁ですね!
甘味には、アガベシロップやはちみつ、メープルシロップを使うようにしましょう。
NG,2 × 食品添加物
はい来ました、みんな大好き添加物笑。食品添加物は酵素の働きを妨げ浪費させる為、できるだけ摂らない様にしましょう。
様々な健康リスクがあると言われながら、現代日本人の食品添加物摂取量は1日に約2.8g、年間では約1.2㎏とされています。
ちなみに、食品添加物の品目数は圧倒的に日本が世界一位でございます!
スーパーやコンビニなどで買物する時は、食品の裏ラベルをチェックする習慣を付けましょう。
【食品添加物の表示名と添加されやすい食品】
・亜硝酸ナトリウム(発色剤)、リン酸塩(結着剤)…ハム・ソーセージ・ベーコン
・ソルビン酸K(合成保存料)…かまぼこ・ちくわ等の練物
・食用赤色2号(合成着色料)…桜エビ・紅ショウガ等
・BHA(酸化防止剤)…インスタント食品・バター等
スーパーで無添加の物を探すのは、実際なかなか難しいですが、、笑。
NG,3 × 肉・魚(動物性タンパク質)
お肉などの動物性タンパク質を摂りすぎると、消化不良の原因になり酵素をたくさん消費してしまいます。
ただ肉には身体に良い栄養素も含まれていますので、摂るならば肉は週に200g以内、鶏卵は5個以下を目安にしましょう。
出来ればお肉の代わりに大豆や野菜などの植物性タンパク質の食品を摂る事がベストです!
ファスティング中は魚も控えて下さい。
NG,4 × 白米・パン・うどん
炭水化物の代表格、は白米、パン、うどんなどのいわゆる『白い食べ物』は吸収速度が速く、血糖値を急激に上昇や下降させる高GI食品と言われます。
血液中の糖を処理するために多量のインスリンが分泌されたり、分泌が追いつかなくなるということが起こります。
この高GI食品と言うのは、脂肪を蓄積する働きを促すため、ファスティングには大敵なのです!
この高GI食品については、下の方で詳しく述べたいと思います。
NG,5 × 過酸化脂質
『過酸化脂質』とは、酸化した油の事です。使い古しの油や時間が経った干物やフライ、天かす、油の多いスナック菓子、保存状態の悪い乾麺。
日持ちが良さそうな食品でも、時間が経過するとその油は酸化していきます。
大量摂取すると腸管組織を傷つけ下痢などを引き起こす非常に毒性が強く、その一部は体内に吸収され、細胞の機能に異常を及ぼすといわれています。
【酸化=サビ】と聞いた事ある方もいらっしゃると思いますが、シワや老化の原因はもちろん、血液ドロドロ状態からの動脈硬化にもつながりますので、日頃からビタミンC,Eと言った抗酸化食品を摂り入れるのがおすすめです!
NG,6 × トランス脂肪酸
『トランス脂肪酸』とは、脂肪酸の一種で、油脂を精製・加工する際にできる物です。また、それを摂りすぎると動脈硬化の原因になることが知られています。
先進国の多くは注意喚起や表示義務・規制がありますが、日本ではまだトランス脂肪酸の基準値はありません。
WHO(世界保健機関)では摂取量を「総エネルギー摂取量の1%未満(平均的な日本人で約2g未満)にするよう勧告しています。
代表的な食品はマーガリンやお菓子に使われているショートニングに含まれています。ですので、ケーキやドーナツもNGです。
NG,7 × 生の植物の種
植物の生の種には、酵素抑制物質が含まれています。これは、植物自体が生育するのに適した季節や温度などの条件が揃うまでは芽を出さないようも。酵素の働きを制御している為です。
生の種を食べると言う事は、酵素抑制物質を身体の中に取り込むことでもあるのです。
取り除くことが難しい、トマト・イチゴ・オクラ・きゅうり・ナスなどの小さな種は問題ありませんが、ミカン・スイカ・ブドウ・梨・りんごなどの種は取り除きましょう。
また、玄米・小豆・大豆などは『ABA(アブシジン酸)』と呼ばれる酵素抑制物質を持っているので、食べる際は12~20時間以上の浸水が必要です。
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注意すべき高GI食品とは?
先程、『白い食べ物』が高GI食品に当てはまると軽く触れましたが、こちらでもう少し詳しく述べていこうと思います。
GI値は低・中・高に分類
【GI】とは『グリセミック・インデックス』の略称で炭水化物の吸収速度を表す指標です。GI値は低・中・高と3つに構成され数値で分類されています。
低GI食品とは、一般的にGI値が55以下の食品を指し、56~69の間の食品を中GI食品 高GI食品とは、70以上の食品を指します。
GIが高い食品は、一気に血糖値を上昇させるため、血液中の糖を処理するために多量のインスリンが分泌されたり、分泌が追いつかなくなるということが起こります。
逆にGIが低い食品では、糖がおだやかに取り込まれ、血糖値の上昇もゆるやかになるため、インスリンも分泌しすぎることなく、糖はすみやかに組織に吸収されます。
このように、おだやかに糖を取り込む低GIの食品を知ることは、健康的な生活のためにとても重要です。
人間にとって欠かせない栄養素である炭水化物をゆるやかに吸収することは、急激な血糖値の上昇や脂肪をつきやすくする肥満を防ぐためにも、もちろん豊かな食生活にも、大きく関わってくるのです。
高GI食品リスト
【高GI値70以上】
110 | グラニュー糖 | 84 | 白米 |
108 | キャンディー | 80 | チョコレート |
95 | あんパン | 77 | 赤飯 |
91 | 食パン | 75 | チーズケーキ |
88 | ビーフン・はちみつ | 73 | インスタントラーメン |
85 | うどん | 70 | 胚芽米 |
高GI食品№1は、グラニュー糖です。お菓子作りには欠かさないような物ですが、一番危険度があるのですね。
その他にも、キャンディーなんかも皆つい食べてる物ですが。やはり炭水化物全般ランクインですので、大量に食べる事は控えた方がいいかもしれませんね。
低GI食品リスト
【低GI値60以下】
60 | 栗 | 49 | 赤米 |
59 | そば | 45 | ごぼう |
58 | ライ麦パン | 34 | ナッツ |
57 | お粥 | 30 | アーモンド |
55 | さつま芋 | 25 | アガぺシロップ |
50 | 全粒粉パン | 18 | くるみ |
上のリストの他にも、グレープフルーツ・メロン・リンゴなどの果物や、ブロッコリー・ピーマン・キノコ類などは是非、食事に取り入れていきましょう。
《低GI食選びのポイント》
・デンプン質の低い、食物繊維が豊富な野菜を選ぶ
《GI値を緩やかに上げるポイント》
・食べる順番を意識しながら、食物繊維と一緒に摂取する
・酢に含まれるクエン酸や酢酸は、糖の吸収を抑える
外食の際のNG食品
ファスティング中でも、仕事や付き合いでどうしても外食になってしまう事がありま。これは私も時々こういう事に遭遇したりします。
そんな場合でも、添加物の多いコンビニ弁当や加工食品、ファーストフード、飲食店の揚げ物や焼肉などの油っこい物、甘く高カロリーなスウィーツなどは、出来るだけ避けて下さい。
また、アルコール類・炭酸飲料・カフェインや糖分が多い清涼飲料水も飲まないで、水をたくさん摂るようにして下さいね。
まとめ ~食べる順番を意識する~
と言うわけで、食べちゃダメな物を色々と綴ってきましたが、ファスティング中は食べないで下さいと言ってるわけですので、一生食べるなと言う意味ではありません!
高GI食品は、日本人の主食である炭水化物が多く当てはまりますが、これについてもエネルギーを生み出してくれる重要な栄養素でもあります。
ですので、例えば油っこい物やパン・うどんの高GI食品を食べる際は、先に低GI食品の食物繊維を含む野菜や果物を食前に摂り、食べる順番を意識するだけで痩せ体質や体質改善へ繋げていく事が可能です。
それでは今回は以上となります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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