

①-1 爪はアトピー症状を左右します
①-2 病院のベッドに手を縛られた体験談
①-3 アトピコは爪がピカピカ都市伝説
②-1 メリットとデメリット
②-2 結論は自己判断で
③-1 爪切りについて
③-2 爪切るタイミング
③-2 やすりで爪を整える
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爪のケアは超重要です!
かゆみが強い時は、皮膚の角質層までお肌をえぐって掻き崩してしまった方もいると思います。掻いても掻いても治まらなくて、でも掻くという行為が気持ちよくなってきて、、
後で気付いた時にはメチャクチャ傷になってて『あ~またやってしまった!!』と後悔してしまう日々の繰り返しです。
実はこの行為には【爪のケア】がとても関係しています。同じ掻くという行為でも、爪が伸びてる、とがってる、ヤスリで爪を丸くしてない等の理由で【傷になるかならないか=症状の悪化】に直接繋がっていくのです。
爪はアトピー症状を左右します
例えば、掻く時は『指の腹で掻きなさい!』とか言われますが、その意図と言うのは爪で掻くと肌がすぐに傷ついてしまうからなんですね。
でも、指の腹で掻いたところでかゆみが治まる事はないので、結局のところ【常に爪を短く、丸くしておく】事は本当に超重要!
たとえ多少掻いたとしてもなるべく傷にならないようにする事で、症状の緩和に繋がっていくからです。私の爪はいつも深爪状態ですので、周りの人によく『爪切り過ぎじゃない?』と笑われてました笑。
『男なのにこんな事毎回やって面倒くさくないんですか?』
『はい、正直面倒です笑。』
ですが、アトピコである私たちは日々こういった面倒な事も歯磨きするレベルでやっていかなければなりません。
もう一つ分かりやすい例を挙げますと、背中の背骨辺りの肌だけがメチャクチャ綺麗な方がいます。これは、手が届かなくて掻けないからですよね。
その通りで、掻かなければアトピコの肌はきめが整ってて綺麗なのです。
病院のベッドに手を縛られた体験談
この見出しだけ読むと、何かあやしいプレイでもやってるんですか?wwと思われるかもしれないですけど、真剣な体験です笑。
過去にアトピーで何度も入院した経験がありますが、入院時に病院のベッドの柵に手を縛られた事があります。
夜寝てる時に無意識に掻くので、それをやらせない為に両手を長めの包帯で縛るのですが、何が嫌かって単純に一晩中仰向けの態勢にしか出来ないので寝にくいんですよ。
多少横にはなれますが、微妙な感じになるし。もちろんうつぶせにするのは不可能です。
今は【身体拘束】はちょっと問題視されてるので、アトピー患者にする病院はあまりなくなってるのかもしれないです。基本的には、認知症の高齢者や精神科などでは今でも実際にされてるケースがあるようですね。
ただこの結果なんですが、朝起きてみると包帯は解けてました笑。おそらくかゆ過ぎてどうかして力ずくで取ったと思われます。
家に帰っても何度か自分で縛った事もあるのですが、結果は同じでした。
アトピコは爪がピカピカ都市伝説
アトピーあるあるの一つに【アトピコの方は爪がピカピカしてる】があります。もはや都市伝説なんかではなくて、必然的にそうなってしまうんです。
なぜかと言うと、掻く際に爪が肌にこすれて、それによって肌がやすり替わりになる事でピカピカになっていくと言う事です。普通の方からしたら、マジ??と思ってしまいますよね。
ですが、これには個人差はあるので一概には言えませんが、逆に爪がボコボコして悩んでいる方がいるのも事実です。
それほど、常日頃から掻いてると言う事です。ですので、爪のケアは自分でいつも気にするようにしていきましょう。
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ジェルネイルが効果的って本当?
数年前から『アトピーにジェルネイルが良い!』と言う話を聞いて色々調べてみましたが、意見が真っ二つに分かれてるようです。
実際にやってみて良かったと言う意見とその一方で、やってみた結果必要ないと言う方がいらっしゃいますので、これについて考えてみましょう。
メリットとデメリット
メリットもあればデメリットもあるので、
参考までに挙げますと、、
【メリット】
・見栄えがとても良い
・ジェルをしている爪は「厚み」と「丸み」がある
・掻きむしったとしてもダメージが少ない
・精神的ダメージを減らすことができる
・新しく生えてきた爪の形がボコボコしていない
メリットの1点目、【見栄えが良い】と言うのは間違いないですね。掻いてボコボコの爪や割れてる方はジェルを塗る事で、見栄えがとても綺麗になり、他人に見られるのを悩んでいる方でしたら精神的にも自信が持てるようになるのではないでしょうか。
2点目は、ジェルでコーティングする事で自爪に厚みと丸みが得られ、掻いたとしても【傷のダメージを減らせる】という点です。これが一番のメリットです。
爪のセルフケアが苦手だなと言う方は、ネイリストさんにやってもらうのも一つの方法ですね。
【デメリット】
・自爪とジェルの間に肌垢が入り込む
・掻きすぎてジェルが剥がれる事がある
・長期のジェル使用は爪が傷みやすい
・リムーヴ剤が合わない場合がある
デメリット1点目は、【掻き過ぎてジェルの間に黒い垢が溜まったり、剥がれたりする】事があるようです。こうなった場合、せっかく見栄え良くする為にやってもらったのに、見栄えが悪く逆効果になってしまいます。
2点目は【ジェルで爪が傷む】事です。長期的に使用すると、自爪が薄くなったり弱くなったりするそうです。又、ジェルを剥がす際のリムーバーの液剤が合わずに、かぶれてしまう方もいるとの話を伺ってます。
結論は自己判断で
結論として、ジェルネイルやるかやらないかはご自身で考えた方が良いです。メリットだけでしたら、掻き傷対策として大いに期待できますが、デメリットを抱えてまでやる意味はありません。
それにタダではないし、毎回ネイリストさんにやってもらうにはお金もかなり負担になりますので、ご自身の決断で決める事をおすすめします。
【私個人的には、一度やってもらいたいなと思いました! 】
ただ、僕らメンズからしたらネイルサロンに入る事が緊張すると言いますか、、普通に女子しかいないから入りずらいと言うのが本音ですね笑。
いきなり男が入って行ったら、『え、この人男なのにネイルやるの??』って100%思われませんかw。勇気が持てるようになったら行ってみたいと思いますので、その際はレポします!
私のネイルケアのやり方
爪の伸びる期間や爪切りのやり方など人ぞれぞれだとは思いますが、参考までにアトピコの私が約20年間続けてきたやり方をお話します。
爪切りについて
まず、【つめ切り】についてですが、価格も安い物から高い物までありますが、自分が一番使いやすい物を愛用していけば良いと思います。
私もこれまでに何十種類と使いましたが、実際にこれだと落ち着いたのは2つだけ。使うと感じる物があるんですよ、恋愛と一緒でフィット感と言うかフィーリングみたいな感じが笑。
そしてそれを10年間もずっと愛用してます。他の物は使えませんし、使いません。それほど、爪切りにはこだわり持って使ってます。
たかがつめ切りですが、アトピコの私達からすると症状を左右する程重要な物です。私が今使ってるのは、ホームセンターで見つけた、割と大きめサイズのつめ切りで、価格は1,200円くらいでした。
もう一つは、裏側にやすりがついている物を選びましょう。基本的についてるとは思いますが、いちお確認して下さい。
爪切るタイミング
爪が伸びてきて切るタイミングは、人によってバラつきがあると思いますが、私の場合は1~2mm伸びたら切ります!3mmはアウトです。
基本的に、通常成人の爪は10日で1mm程度伸びると言われてますので、7日~10日に1回は切るようにしています。
爪が伸びてくると、ちょっと白くなってる伸びた部分を全部切ります。
1mmか3mmかの爪で肌を引っ搔くのとでは、傷になる度数が全く違ってきますので、ちょっとでも痛いなと感じたら、即切って下さい。
やすりで爪を整える
爪を切った後はそれで終わりではありません。実はその後のやすりで削る事が重要になってきます。爪切るだけなら1分で終わるのですが、その後の削る時間に15分~20分くらいかけて、丁寧に削っていきます。
つめ切りの裏側についているやすりで丸く削る感じで、1本1本やっていきます。
さらに私は長い棒状のエメリーボードを使って、さらに爪の断面や裏側を綺麗に削りながら、まだとがってるところはないかを確認しながら整えていきます。これはとても便利ですので是非使った方が良いですよ。
★おすすめのエメリーボード★
5秒でカンタンにきれいになる爪磨き。従来のツメヤスリと違い、0.01mm単位の精度でガラス素材を加工しているので、 短い時間でより美しく 磨き上げてくれるんです! しかもお手入れも簡単で、流水で丸洗いして乾かすだけでOK!
まとめ ~指・爪を保湿しよう~
今回は爪のお手入れの重要性についてお話してきました。症状を軽減していく為には、小さな事から一つ一つ改善していく事が大切です。
つめ切り後には、ハンドクリームやネイルオイルは指先の保湿に有効です。 ネイルオイルは保湿だけでなく、爪の生え際に塗り、爪周りに馴染ませるようにマッサージすると健康な爪の育成にも効果的です。
最後にハンドクリームを手全体に塗るとカバーのように保湿してくれます。 もちろん、両方塗るのが面倒ならどちらかだけでも保湿効果はあるので、爪を切った後は必ずケアをするよう心がけましょう。
長くなりましたが、今回は以上となります。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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